◇モルディブへの道(1)
(今回あまり好ましくないパターン。しかも長い。)
モルディブへのルートは数個あります。
日本人の場合、土曜発の8〜10日間というパターンでパッケージツアーを買うことが
多いのではないでしょうか。この土曜発というのは普通の会社員にとっては有難い設定です。これは当然押えねば!!と
思ったものの、次の週は国民の祝日が2日入ってるという、第二のゴールデンウイーク。こんな土曜に取れるわけがありません。
いや、取れたのかも知れませんが、なんせ決めたのが遅すぎた。しぶしぶ金曜出発のためマレーシアで1泊することになりました。
(まず、ここで無駄な有給取得と余分なマレーシアホテル代出費の憂き目に・・・)
マレーシア??完全な知識不足。通貨がリンギットということくらいかな、知ってたのは。でもそのレートについては???でした。
だってさー、モルディブについての知識もアヤしいのに、マレーシアなんて・・・あるわけないじゃん。
ま、でもたまには高級ホテルライフを。。。と即頭を切替え、通常のコズめるん的思考では有り得ない
オシャレなホテルライフ@パン パシフィック クアラルンプール
を堪能することにしました。
さて、マレーシア初上陸。やはり一度も降りたことが無い空港はちょっと緊張します。
でも、ホテルが決まっているということは
何かと安心。それも空港直結だし。もー、楽勝楽勝。今日の仕事(?)は終わったも同然。
しかしホテル直結といっても歩いて10分くらいはかかると聞いていたので、バゲジクレームにて空港チェックイン(できるんです)中に
「バギーは??」と聞いてみた。("無料の"(←ここ大事)バギーサービスがあるという情報をネットで入手してたのさ)
チェックインのおにーさん曰く、「上の階に行け!」わたくし、「上に乗り場でもあるのか???」と思い、
荷物を取って税関を抜け、そのままエスカレータで上って行きました。
しかし、そんなものは全く存在せず。(少なくとも視界には入りませんでした)その代わりに『Pan
Pacific⇒』みたいな
看板が。。。「歩いて行けってか?」そこは薄暗く、捕まえて聞く職員らしき人も見当たらないため、
キャスターを転がしつつ、歩き始めました。その距離の長いこと、長いこと。さらに暑いこと、暑いこと。
『高級ホテルにバギーで華麗に到着!』と思い描いていたセレブ的図は見事に打ち砕かれ、
とぼとぼとホテルに向かい、まもなく到着!というその時!
「ゥニーン」という音が背後から・・・
空(カラ)のバギーが空港方面からやって来て、ホテルまであとン十メートルというところで、コズめるんを追い抜いてゆきました。
「何処にいたのさー!!」と問い詰めてやろうと思いましたが、早くホテルに入りたかったのと、またそのお迎えに
きたドアマンがとても雰囲気よかったのとで、すべてを帳消しにしてしまいました。
部屋も言わずもがなの高級さを醸し出し(え、普通?)とっても満足ゆくものでした。
いつもの旅ではありえないゴージャスさ。 まるでパンフレットに使われてる写真みたく撮れました。
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夜もすっかり更けてしまってたので、今度こそセレブなホテルライフを!と、
「"無料の"(←セレブ?)サウナとジャグジーを併設したスパエリア
にでも行ってみるか」と
早々と部屋を後に。しかし、そこは高級とはえらくかけ離れた場所。 ジャグジーには人っこ1人いないし、ミストサウナは
工事中で入れないし。
それでも、ジャグジーに無理やり浸かってたら、ハウスキーピングの係員が入ってきた。それも、男性!
「Oh, sorry」と入って、そそくさと去って行きましたが、なんかそこに居ること自体「迷惑」と無言のプレッシャー
を感じましたので、ひっそりと部屋に帰ってゆきました。
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これがそのジャグジー。 室内全体が工事臭いし、ちょっと・・・ね。
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