ノンダイバーに捧げる、スキューバダイビング入門
〜とりあえず初心者への道(レギュレータ)
written by コズめるん

レギュレーターとはあの口にくわえるプラスチックで出来た直径10センチくらいの物体を含む数本のホース(中圧ホース)、 また、それらをつなぎ合わせてる金属の物体をひっくるめた「タコ足物体」の呼称です。

で、その「タコ足物体」はナニをしてるのか?レギュレート【regulate】するこの物体はタンク内の高圧空気を減圧し、 アナタの口に送る装置。

この減圧はとっても大事。タンク内の空気はおもいっきし圧縮されてるので、それをそのままタンクの バルブ口から出したらどうなると思います??もうそりゃ異常ともいえる勢いでプシュー!!!です。 それじゃあ、吸えないってことで、プシューを弱めて適当な圧力で空気をアナタの口に注ぎ込むのがレギュレータの役目。 すごく大事な役目を果たしてます。

レギュレーターの高圧空気の減圧はまず、タンクのバルブ口につなぐ金属部分でなされます。ここは、ファーストステージと 呼ばれています。そのつぎの減圧は口にくわえるプラスチックの内部でされます。ここの呼び名はセカンドステージです。
それにしても、ステージとはなんだか華々しく芸を披露する場面を想像しませんか?まさに、ここでレギュレータ君(←誰?)が 限りなき無抵抗な酸素供給を目指し、「圧縮空気減圧供給」の技を人知れず披露してるんですよ。褒め称えてやってくださいね♪

さて、レギュレーターには水中で常にくわえて呼吸する部分(今話したやつ)の他にも通常3本の(その時々で多少変更あり) 中圧ホースがついてます。

1本はBCD(後述、タンクをつけて装着するベスト)につないで、空気を送り込むためのもの。
2本目はゲージと呼ばれる計器盤をつないでます。この計器盤はタンクの中の空気の残量を示す「残圧計」、深度を示す「深度計」、 方向を示す「コンパス」などがはめ込まれています。
「残圧計」のみのものもあります。
最後の3本目は前述した、口にくわえる装置がもう一個。
これはオクトパスとか、セーフティセカンドという名前で呼ばれてます。水中で自分のレギュレータが壊れた時はもちろん、 一緒に潜ってる人が空気切れになったとき、自分のタンクの空気をあげるためについています。一言で言うと、緊急予備装置ですね。
オクトパスは息を吸う部分ということでは、普通のレギュレータと同じなんですが、目立つ色使いになってます。 これは相手がサッととっさにオクトパスを見つけられるために・・です。やさしい心遣いですね。

さて、このオクトパス、毎回必ず水中に連れてく割には、あまり登場場面がありません。 多分普通の人なら「いっかいも」無いんじゃないかなあ・・・?? ちなみにわたくしは有りますが。マウスピースが水中で壊れたの〜〜!!しかし、使用はそのとき1回きり。 なのになのに経年によるキズも半端じゃないし、見た目が・・・。これっていつ取り替えたらいいんですかね?? ま、水中では緊急事態が発生しない(=オクトパスのお世話にならない)のがべストなんだってことで、よしとしましょう!!

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