ノンダイバーに捧げる、スキューバダイビング入門
〜とりあえず初心者への道(タンク)
written by コズめるん

「タンク」とは、ダイバーのシンボル的存在、背中にしょっているあのボンベのことをいいます。
通常私たちダイバーは「タンク」と呼んでますが、一般の方からは「酸素ボンベってさあ・・・」と 皆が皆タンクのことを「酸素ボンベ」という呼称で口にされます。正確にいうと、あれは「酸素ボンベ」ではありません。
まあ、中身が酸素だろうがなんだろうが、吸うべき気体がはいってるということで、口にしてるほうもそんなに 深く考えてのことではないでしようが・・・ね。

じゃあ、ナニが入ってるのかというと、「空気」です。アナタの周りに普通にある「クウキ」。
タンクは思いっきり高圧で圧縮した空気で充填されます。タンクの大きさはいろいろありますが、 通常のアルミタンクだと、60センチくらいの高さで10リットルの容量。重さは15Kg。一言、まじ重い。
これが、諸悪の根源・・もとい、一般の人をダイビングから遠ざけてる一旦を担ってると思われます。

ところで、よく質問を受けるのが、「海外にもタンク持ってくの?」という事。
わたくしの答え。「国内にも持ってきません・・・・。マイタンクもってませんから。」

タンクについては、大方の人は通常サービスやショップで空気が充填してあるものを借ります。
万が一、タンクを所持するとすれば、守るべき規定が高圧ガス取締法において厳しく定められてますので、それを 遵守しつつ、維持管理してゆくことになります。その規定の具体例としては、空気が入っているタンクは灰色に塗って、 白色で「クウキ」もしくは「空気」と明記するとか、耐圧検査をある一定の期間をおいて受けろとか。

マイタンクを持つなんて考えたことがないので、タンクを自分で維持管理するのにどのくらいの コストがかかるのか?という点については、いまのところ、全く情報をもっておりませぬ。

実際タンクを自分で持って、丹念に自己管理し、潜ってる方もいらっしゃいますが、 それは大変稀なケースといってよいでしょう。

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