ノンダイバーに捧げる、スキューバダイビング入門
〜とりあえず初心者への道(3点セット@)
written by コズめるん

スキューバダイビングのハードルを高くしてるものに、身に着ける道具(器材)の重厚さがあるのでは??
「なんだか分からないけど、体中にいろんな物がまとわり憑(笑)いてる」というイメージをお持ちですよね?

さあ、コズめるんと一緒に1個1個見てみましょう!

まず、「マスク」「スノーケル」「フィン」。これらは一まとめに「3点セット」といわれてます。
この3点セットは多分ダイバーじゃなくても、海あそびが好きって人は一度くらいはお世話になったことがあるでしょう。
えっ、自前の「3点セット」を持ってる??んじゃあ、話は早い。

使ったことある人なら分かると思うけど、この3点セットって実に偉大で、これさえあれば水着一丁で海に浮いてるのとでは 格段に違う感覚を味わえます。海をモノにした・・・とまではいかないにしろ、この一見玩具並みの小道具は そのルックス以上の威力を発揮します。

まず、マスク。これは顔に密着してるが故、水が中に入ってきません。(いや、たまに入るけど)なので、当たり前ですけど、 水中がくっきり見えます。この当たり前のことがもし実現できなかったら・・・考えたこともありませんが、まずダイビングという レジャー自体不可能ですね。
ここらで、多少のギモンが頭に浮かんだと思われますので、解説いたします。
「近視の人はどうするのか?」ハイ、近視用のレンズがありますので、マスクにそれをはめ込みます。普通のマスクは普通のガラス(いわゆるダテ) なのですが、近視用のレンズをはめ込む人はプラスレンズ代が必要になります。
「メガネをかけたままマスクはできないのか?」ハイ、メガネ用のマスクもあるようですよ。実際、1回くらい見たことあるような気がしますが、 実物を手にとって見た記憶はございません。今もあるのかな?
「水泳用の水中メガネではダメなのか?」これ一見、イケるんでは??と思ったのですが、ハッと気づきました。ダイビング用の マスクって鼻まで隠れるんですよ。ここにポイントがあります。さっきたまにマスクに水が入る・・なんて言いましたけど、 この問題を解決するのが、鼻からの「ふぬっ」って吐く息なんですね。マスクをしてれば、一発で簡単に水を外に追い出すことができますが、 水泳用の水中メガネだとこの芸当が出来なくなります。

それよりもなによりも、水深ン10メートルのところをマスクなしで泳ぎ続けるのは至難の業です。経験あるのかって?「あります。」
あ、オープンウォーターのトレーニングメニュー(Cカードを取るときの訓練)でもあったと思いますけど、 マスクをはずしてもう一度ハメるっていう技を 水中でやれっての。私はそれに輪をかけて、泳がされた経験があります。全くなにも見えませんでした。
確かに口から息はできるので、問題ないって理屈ではわかってるんですけど、初めて体験したときは「ウッ、なんだコレ!」ってな 具合でした。水が顔に迫ってくる感触。
いつ鼻に水がはいって来るのか気が気じゃありませんでした。
もう長年潜ってて、水中の環境に慣れてる人や、 マスクの脱着を何度も経験してる人ならいざ知らず、初心者にとってはかなりの苦行。
水中での、マスクなし移動は到底長時間耐えられることではないですし、最悪パニックの原因にもなりかねません。
ありがたーい、マスクに関する考察(?)でした。

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