■日本人考察
マイケルとジェダイはダイビングでバディを組ませてもらうことがあったせいか、必然的に
船上でもよくお話しました。
3人で話すことが多かったけど、それぞれが違う国から来てるもんだから、やはりオタクの国ではどーのとか
そういう話が多くなってきます。
マイケルの日本人の特徴を誇張したようなゼスチャーがこれまたウケる。
「空手、イチ、ニ、サン、シ、イチ、ニ、サン、シ・・・」
という、ベタなものから、
「ダイビングのエントリーで、バンザーイ、バンザーイ、ウォーっていっせいに飛び込むのが日本人。」
なんていう、全くもって彼の妄想だと断定できるものまで。
(日本人の名誉にかけてしっかりと反論しとくべきだったかな。ナメんなよって。
一応む〜っていう顔はしときましたけど、目が笑ってたかも。)
彼はモアルボアルのペスカドール島で遭遇した日本人団体の印象がよほど強烈だったらしく、
上記妄想をひき起こしたようです。
「どうして日本人はいつも団体で行動するのか?」
「ボク、前ハワイに行った時、どの日本人もみんなこ〜んなに(両手に荷物を持つゼスチャー)買い物してたけど、なぜ?」
「どうして鯨を食う?」
まあ、これらは比較的予想のつく質問ですね。
意表をついた話題は、
ジ:「日本ではずうっと1つの部屋で、それもだいたいパソコンの前にすわって1日を過ごして、
部屋から1歩も出てこない人がいるってテレビで見たけど、本当?」
コ:「ん?"オタク" "ニート" "ヒキコモリ"って聞いたことある?(よりによってここでする話題?)」
ジ:「わかんないけど、そういう人たちには親が毎食部屋に運んだりしているんだってね。若い人が多いみたいだけど。
どうしてそういう人たちがいるの?」
コ:「精神的な問題もあるのかな・・・。」
マ:「教育システムが問題なんだよ。小さいうちからつめこみ主義で厳しくやってるでしょ。プレッシャーを掛けすぎなんだよ。」
コ:「まあ、それだけじゃないとは思うけど・・・。」
砂漠に囲まれた紅い海の船上でこういう話題されても、どっかとお〜い国の出来事のように感じるのであった。
あと、もちろん(?)人口の話題。
なんで毎回毎回同じ質問なんだろう??
私も英語で答えを用意しておかなかったもんだから、「イチ、ジュウ、ヒャク、・・・」とゼロの数を数えさせていただきました。
ドイツ : 約 80,000,000人
オランダ: 約 16,000,000人
日本: 約 120,000,000人
こうやってあらためて見ると、やはり日本はスゴいですね。
「東京は?」と聞かれたのですが、全く知りません。
ハイ、次からは必ず用意しておきますよ。 ^^;