エジプトって日本人にとって遠い存在のような気がしますけど、本当にそうかな?
よくよく考えてみると、実は意外に知ってることが多かったりします。
持ってる知識をかき集めてみましょう。他の国と比べてその差は圧倒的ではありませんか?
そして、国名を言われて共通イメージを抱いてもらえる国ってそんなに無いはずです。
エジプト=「ピラミッド」「砂漠」「吉村作治先生(?)」
言うまでも無く、皆が知ってるアラブの国です。
「エジプトって何ですか?」という質問をする人は皆無でしょう(笑
この国のすごいところは7000年の歴史をもってるところ。
ということは、その殆どが紀元前(B.C.)に起こってるんです。
(サクっとかいてるけど、これ知ったとき本当に驚きました!)
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と、遠い。ヨーロピアンにとっての紅海は、日本人にとっての フィリピンって
いう意味が分かりました。。。
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・ヒエログリフによる文字体系確立
・ピラミッド建築
・「王家の谷」造営
・ツタンカーメン王即位
・ラムセス2世の神殿建設ラッシュ
・アレキサンダー大王エジプトを征服
・クレオパトラの出現
これら有名どころはみーんな、みーんな、紀元前のお話。
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ヒエログリフってこういうの。
カルトゥーシュ(王名表)のネーム
ペンダントトップでおなじみ。
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赤は革命、白は明るい未来、黒は暗い過去
を意味する。中央にはサラディンの 鷲(国章)を
配す。
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日本史の「泣くよウグイス平安京(A.D.794)」でも紀元後(A.D.)の話なんだよなー。
私にとっては「古代並み」に大昔ですけど、古代エジプトに比べたら、全然最近の話じゃん。昨日とか?
エジプトにまつわる歴史の話、ガイドブックをサラっと読んだだけども、その濃厚さを実感することが
できました。何か事が起こると、嫉妬・ねたみ・欲望・怒りなどがぶつかり、複雑に絡み合って爆発しまくってます。
こういうのは、いつでもどこでも同じだなー。
エジプト観光する上で今一番気になること、治安は一体どうなのか?すこし振り返ってみましょう。
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1997年ルクソールでの銃乱射は日本人がハネムーン中に襲われてしまうという、あまりにも悲惨な
ものでした。多分まだまだ記憶として新しいと思います。そのくらい衝撃的でした。
近年では昨年のカイロの考古学博物館前やハンハリーリバザールでの爆弾テロ。
シナイ半島のシャルム・エル・シェイクの爆弾テロ、
カイロ南部シタデル地区での観光バス襲撃事件の両テロは2005年、さらにダハブの爆弾テロは今年起こったばかりです。
こうやって並べてみると、行くのをためらっもおかしくないです。ちょっと異常な頻度では
ないですか?それも『観光地として有名な場所』ばかり。「人通りの少ない路地裏にいくのは止めましょう」
とか、「夜にフラフラ外出するのは避けてください」というのは
聞いたことあるけど、そのうち「昼間でも観光地に行くのは止めましょう」なんてことにならなきゃいいけどね。
一応大きな観光地にはツーリストポリスが
ウロウロ警備をしてますけど、相手手段が銃乱射や爆弾だと到底かなわない気がするのは
私だけ?!